
2009
LEXON MAZZ CALCULATOR
この電卓では、薄く整った外観の中に、触覚の予感を埋め込むことを意識しました。 キーはフラットに見えながらも、境界、面の切り方、配置のリズムによって、指が押し下げるストロークを自然に想像できるようになっています。見るだけで「押せそうだ」と感じられる、アフォーダンスを重視したデザインです。 静かな…
Selected works, objects, and experiments.

2009
この電卓では、薄く整った外観の中に、触覚の予感を埋め込むことを意識しました。 キーはフラットに見えながらも、境界、面の切り方、配置のリズムによって、指が押し下げるストロークを自然に想像できるようになっています。見るだけで「押せそうだ」と感じられる、アフォーダンスを重視したデザインです。 静かな…

2010
この腕時計は、時刻を読むための道具であると同時に、数字そのものの存在感を前面に押し出したデザインです。 ケースは矩形を基調に構成し、余計な装飾を排して、表示面の力強さがそのまま立ち上がるように設計しました。大きく配置したデジタル数字は、単なる情報表示ではなく、グラフィックとして時計全体の個性を…

2023
ウイスキーの燻製ギア グラスの中で「ウイスキー」や「おつまみ」を瞬間燻製する、グラストップスモーカー。新潟県燕三条の職人の手により「ジュラルミンの塊」から、ひとつひとつ削り出されるメタルギアで至高の燻製体験を。

2024
極薄サイズ|財布に収まる1.6mmの薄さで、3枚までの名刺収納が可能 チタニウム製|高強度と超軽量を誇る金属「純チタン」を採用し、名刺全体をガード いつも財布の中に|緊急時も名刺交換の美しい所作へこだわるプロダクトデザイン
2008
このライトは、やわらかなシリコンの質感と、持ち歩きやすいシンプルな形状を組み合わせたプロダクトです。 本体上部には指を通せる開口を設け、単に照らすための道具としてだけでなく、持つ、掛ける、携帯するといった動作まで自然に導くデザインとしました。 造形はできるだけ単純で親しみやすくまとめながら、先…

2009
この靴べらは、使わないときの佇まいまで含めてデザインしたプロダクトです。 一般的に靴べらは、使用後にしまい込まれるか、玄関で目立たない存在になりがちですが、本作ではあえて「見せて置く」ことを前提にしました。 収納時には鉢から伸びる葉のように見え、玄関に小さな植物が置かれているような軽やかな印象…

2009
この灰皿は、喫煙具としての機能だけでなく、使われていないときの佇まいまで含めて考えたプロダクトです。 メラミン特有のなめらかな光沢と一体感のある成形性を活かし、日用品でありながら、どこかオブジェのような存在感を持つ形にまとめました。 特徴は、使用時と非使用時で意味が切り替わる点にあります。 通…

2009
このタオルホルダーは、単にタオルを掛けるための器具ではなく、使う人との小さな関係性まで含めてデザインしたプロダクトです。 両腕を広げたような形と表情によって、そこに掛けられたタオルが、まるでそっと差し出されているように見える構成になっています。 機能としてはきわめてシンプルですが、無機質になり…

2024
子どもをあやしながら片手で扱えることを目指した、ウェットシート用のふたです。 親しみやすいライオンの意匠は妻がデザインし、私はその造形を日常の使いやすさへつなげるための構造設計を担当しました。 育児中は片手がふさがっていることが多く、道具には直感的で無理のない操作性が求められます。この製品では…

2024
子どもをあやしながら片手で扱えることを目指した、ウェットシート用のふたです。 本製品は妻が意匠デザインを担当し、私はその動きと使いやすさを成立させるための構造設計を行いました。 クマの腕を動かすことで「いないいないばあ」の動作が生まれる仕掛けを取り入れています。ウェットシートを取り出すという日…

2023
Foodist Note で紹介されていたこのドリップバッグスタンドも、私がデザインした製品です。 リンク先では、ダイソーの「浮かせて淹れるドリップバッグスタンド」として紹介されています。 一見すると、小さくてシンプルなコーヒーグッズです。 でも、設計としてはかなり面白いことをやっています。 …

2017
バンダイの「スイーツパクト」関連商品の設計を担当しました。 子どもが手にした瞬間に物語の中へ入っていけるような体験を意識しつつ、造形の魅力、操作のわかりやすさ、内部構成、量産を見据えた成立性まで含めて設計した案件です。 関連する技術内容は、公開特許公報「特開2023-46412(演出出力玩具お…

Portfolio
この機器は、カイロプラクティック用の施術機器として、内部機構そのものを性能の核として設計したプロダクトです。 外観を単に覆うのではなく、力を生み出し、蓄え、解放するメカニズムの関係性が成り立つように、全体を構成しています。 特徴は、射出力と解放力を調整できる点にあります。 施術における力の立ち…

2017
この自転車は、カイセイ019を使用し、バカンスサイクルスでフィレット仕上げによってフレームビルドしていただいた、私のデザインによる一台です。 細身のスチールチューブが持つ繊細さを活かしながら、構造そのものの美しさが静かに立ち上がるように全体を設計しました。 特にこだわったのは、フレームを構成す…

Portfolio
このデザインでは、強い機能性を持つプロダクトを、単なる装備としてではなく、面と塊の関係によって再構成することを意識しました。 上部の直線的で硬質なボリュームに対して、グリップまわりには手に沿うための有機的な面を与え、緊張感のある外観の中に身体との接点を組み込んでいます。 特徴は、各パーツが増設…

2017
この機体デザインは、ホルテンの全翼機に対するオマージュとして構想したものです。 機体を胴体・主翼・尾翼へと分節して考えるのではなく、ひとつの流体的な面として全体をまとめることで、飛行体そのものがひとつの塊として空を滑るような印象を目指しました。 ホルテン機に見られる、翼そのものが機体の本質とな…

2019
この構造は十字二軸の関節により、トラス全体がねじれを発生させずに同期的に展開・収納する ** 新しい展開機構(Deployable Mechanism)** を示しています。 --- ## ⚙️ 技術概要 / 技術の概要 - **構造原理:** 各節点を直交二軸(十字)関節で接続することで、ね…

2019
この機構は、虫の羽ばたきに見られる独特な運動を、シンプルな機械要素の組み合わせによって再現することを目指したものです。 回転運動をそのまま使うのではなく、リンクや支点の関係によって運動の向きと位相を変換し、羽が上下するだけではない、生き物らしい複雑な動きを生み出しています。 特徴は、直線的でも…

2005 · Accessories Design
このリングは、表と裏の区別をもたない、一続きの面からできています。 外周に現れるエッジもまた一つだけで、どこまでも辿っていくことができます。 見た目は静かでミニマルですが、内部にはきわめて特異な位相幾何学的構造が潜んでいます。 この形を中央で分けると、互いに鏡像関係にある二つのメビウスの輪とし…

2023
この作品は、何かを便利にするための形ではなく、ただそこにあること自体を主題にしたものです。 ブロック状の極めて単純な構成を用いながら、それを実用品や模型として回収させず、意味が立ち上がる直前の状態にとどめています。 そのため見る側は、「これは何か」に答える前に、まずその無骨な存在感そのものと向…

2023
この「無限カプセル」は、ひとつの完結した容器の中に、同じ形態が縮小されながら繰り返し内包されていく構造を持ったコンセプトです。 カプセルは本来、何かを包み、閉じ、ひとつの単位として成立するものですが、この作品ではその完結性そのものを内部で反復させています。 つまり、ひとつを開けるとまたひとつ現…

2016
この作品は、「OBJET」という言葉そのものを立体化することで、オブジェが自らを指し示す自己言及的な構造を成立させた作品です。 通常、言葉は何か別の対象を説明するために使われますが、ここでは文字列そのものが物体化され、その指示対象と一致しています。 つまり「OBJET」という表記は、この作品に…

2015
この作品は、絵画が自らの価値を記述することで、その記述自体が作品内容となる再帰的な構造を持っています。 画面には「THIS PAINTING WORTH £5,000-.」という一文だけが置かれていますが、その言葉は単なる説明ではなく、作品そのものの一部であり、同時にその価値を規定しようとする…

1997-2026
高校生の頃アクリルガッシュで描いた絵を、ChatGPTでリアリスティックに再描画してもらった絵です。 高校生の頃の課題は、曲を一つ選び、それに合った絵を描くというものでした。 私はU2のThe Wondererという曲を選びました。 中学生のころU2が好きで、日本公演にも連れて行ってもらったほ…

2026
この作品は、戦争を動かす側にある幼児性を、人物ではなく空間と物によって表現している。 画面に並ぶのは、ライフル、ミサイル、戦車、戦闘機、戦艦といった兵器のかたちをしたクッションである。しかしそれらは硬質な兵器ではなく、布でできた柔らかい玩具のような存在として置かれている。背景は子ども部屋のよう…

Portfolio
この作品は、商品そのものではなく、「買う」という行為と、そのときに生じる期待、所有感、満足感といった経験だけを切り出して提示しようとするコンセプトです。 ここで売られているのは物体ではなく、購入という出来事そのものです。 そのため、受け取るものは何もないにもかかわらず、購買の形式だけは成立して…

2017
赤瀬川原平の宇宙の缶詰という作品があります。 カニ缶を食べて、綺麗に洗った後、内側に丁寧にはがしたラベルを張り直し、蓋をはんだで付け直したというものです。 それがなにを意味するかと言うと、宇宙を全てカニ缶に梱包したという事です。 実は今僕らの知っている宇宙は、赤瀬川原平によって一度梱包されてい…